「社員にきちんと食事を取ってもらいたい」「福利厚生を充実させたいが大規模な投資は難しい」
そんな経営者の悩みに対して、出張型の社員食堂という選択肢があるのを知っていますか?
この記事では、厨房がなくても導入できる”出張型社員食堂”の仕組みや、コストと満足度の両立ができる理由について詳しくご紹介します。

出張型の社員食堂とは?
出張型の社員食堂は、外部の給食委託会社が調理済みの食事を企業へ届けるスタイルです。
施設内に厨房や専属の調理スタッフは必要なく、加熱・配膳だけで食事を提供できるため、人件費や厨房設備費用などの調理現場の負担も最小限に抑えることができます。
また、献立作成や食材発注、衛生管理といった専門的な業務はすべて委託先が行うので、担当者に負担はかかりません。
食べるまでの流れ
冷蔵または冷凍で保存されたものを、外部委託会社が配達→再加熱が完了したら後は提供するだけです。
まるでその場で作ったような温かいご飯を楽しむことができ、従業員の満足度向上につながります。
おいしいご飯がすぐに食べられる理由
温めるだけですぐに食べられるのは、一括調理されたメニューが、真空パックや冷凍保存などで衛生的に保存・配送されているからです。
たとえば「クックフリーズ」という調理法では、調理後すぐに急速冷凍することで、安全性はもちろん、風味や栄養までしっかりキープしています。
70℃以上で再加熱するだけで提供可能となるため、作りたてのような味わいが楽しめるのです。
クックフリーズについてより詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
他の社員食堂スタイルとどう違う?
直営方式の社員食堂
直営方式の社員食堂は、調理スタッフが常駐し、企業が持っている自社の厨房設備で毎日調理・提供を行います。
【メリット】
メニューの自由度が高い
食材選びや献立の調整を柔軟に行えるため、アレルギー対応や季節メニュー、地域特産の活用など、独自性を打ち出しやすくなります。
従業員の満足度・定着率向上
できたてのご飯が食べられるのは、直営方式だけの大きな魅力でしょう。
毎日のあたたかい手作り料理は従業員の健康維持だけでなく、離職率の低下にもつながります。
【デメリット】
コストがかかりやすい
運営のために、初期費用や人件費といった費用がかかります。
広いスペースが必要
厨房設備を揃えるためにも、広いスペースを確保する必要があります。
直営方式の社員食堂を導入するには、特に費用がかかるため、大手企業が取り入れることが多いです。
直営方式との違い
対して、外部委託方式である”出張型社員食堂”は、前述したとおり調理の手間が省けるため、設備を導入するほど広いスペースは必要ありません。
また、厨房設備のための費用や人件費もかからないため、中小企業に導入しやすいスタイルです。
社員食堂で栄養バランスの整った昼食を
従業員の健康を意識した社員食堂の導入には、生産性の向上や離職率の低下といった、企業からみても嬉しい魅力がたくさんあります。
シェフクックでは、関東エリアの給食委託サービスを提供しています。
外部委託形式の「出張型社員食堂」を導入して、手軽に栄養満点の昼食を取り入れませんか?