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コラム

昼食を抜くことが働く人に与える影響|健康を守るための正しい食習慣とは?

「忙しくてつい昼食を抜いてしまった」「ダイエットのために食べなかった」という経験はありませんか?

実は昼食を抜くと、健康にはもちろん、午後のパフォーマンスや集中力にも大きな影響を与えてしまいます。

お昼ごはん

昼食を抜いたときのリスク

昼食は、1日の中でもとくに重要なエネルギー補給のタイミングです。

そのタイミングで食事を抜いてしまうと、脳や体に必要な栄養が届かず、午後になると「なんとなく集中できない」「イライラする」といった症状が出やすくなります。

昼食を我慢した反動で、空腹のまま夕食にたくさん食べてしてしまうと、血糖値が急激に上がったり、胃腸に負担がかかったりと、体にも悪影響を及ぼします。

また、空腹状態が長く続くと代謝が落ち、太りやすい体質になるとも言われています。

健康を守るための正しい食習慣

働く人にとって理想的なのは、朝・昼・晩の3食をバランスよくとることです。

なかでも昼食では、脳や筋肉のエネルギー源となる炭水化物や、体をつくるタンパク質を意識して摂ることをおすすめします。

忙しいときは食べられる範囲で

「忙しくてゆっくり食べられない」という方は、栄養価の高い具入りのおにぎりやスープ、ゆで卵などを組み合わせるだけでも十分です。

“食事を抜かない”ことが何より大切なので、無理のない範囲で食べましょう。

昼食で意識したい「5大栄養素」

5大栄養素

健康な体づくりに重要なのは、「5大栄養素」と呼ばれる基本的な栄養素を、バランスよく摂ることです。

炭水化物

脳や筋肉のエネルギー源になる栄養素です。

とくに脳は炭水化物(糖質)を主な燃料とするため、不足すると集中力が続かなくなったり、イライラしたりする原因になります。

この栄養素が多く含まれる食品:
ごはん、パン、麺類

昼食にオススメな食べ物:
おにぎりや全粒粉パン、さつまいも

タンパク質

筋肉や皮膚、内臓、さらにはホルモンや酵素の材料になる栄養素です。

体の成長や修復に不可欠な栄養素で、不足すると疲れやすさや免疫力の低下をにつながることもあります。

この栄養素が多く含まれる食品:
肉、魚、卵、大豆製品(豆腐・納豆など)

昼食にオススメな食べ物:
鶏むね肉のソテー、焼き魚、豆腐ハンバーグ

脂質

エネルギー源として重要で、細胞膜やホルモンの構成成分にもなるほか、脂溶性ビタミンの吸収を助けてくれる栄養素です。

ただし摂りすぎると肥満の原因にもなるため、「質」と「量」のバランスが大切です。揚げ物ではなく、植物油や魚由来の脂を取り入れましょう。

この栄養素が多く含まれる食品:
ナッツ類、アボカド、オリーブオイル、青魚

昼食にオススメな食べ物:
サバの味噌煮、ナッツ類が入ったサラダ、カプレーゼ

ビタミン

直接エネルギーにはなりませんが、代謝や免疫、肌の健康などを支える重要な働きをしています。

水溶性と脂溶性があり、それぞれ働き方も異なります。

この栄養素が多く含まれる食品:
緑黄色野菜、果物、きのこ、海藻

昼食にオススメな食べ物:
野菜スープ、レバニラ、ひじきの煮物

ミネラル

カルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などが代表的な栄養素です。

骨や歯の形成、血液や神経の働きを助けます。
現代人に不足しがちな栄養素でもあり、なかでも鉄分は貧血予防にも効果的です。

この栄養素が多く含まれる食品:
海藻、小魚、レバー、ひじき

昼食にオススメな食べ物:
海藻入りサラダ、アスパラの炒め物、雑穀ごはん

栄養を意識した献立例

幕の内弁当

5大栄養素をバランスよく摂るには、「主食」「主菜」「副菜」をそろえる意識をしましょう。

和食なら
焼き魚定食(ごはん、焼き魚、ほうれん草のおひたし、味噌汁)

洋食なら
鶏むね肉のソテー(全粒粉パン、チキンソテー、グリーンサラダ)

コンビニなら
幕の内弁当のように、品数が多いものを選ぶ

働く人の健康を支える「食」

毎日の昼食は、午後の仕事のパフォーマンスを整えるために大切な食事です。

おいしさと一緒に、いろんな食材を取り入れてみませんか。

「社員にもっと健康でいてほしい」「働きやすい職場環境をつくりたい」

そんな企業様の想いに応えるために、シェフクックの社員食堂では、栄養バランスが整った献立を、負担なく導入できる体制でご提供しています。