実は真空調理は、味・栄養・安全性・作業効率のバランスに優れた調理法として、レストランだけでなく、社員食堂や福祉施設、給食の現場でも広く使われています。
この記事では、真空調理の基本的な仕組みから、具体的なメリット、なぜ「味が染みる」「栄養が残る」と言われるのか、その理由をわかりやすく解説します。
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密閉したまま加熱する、真空調理とは?
真空調理とは、食材を専用の袋に入れてしっかり空気を抜き(真空状態にし)、密封したまま加熱する調理方法です。
フランス発祥の調理法で、フランス語では「スーヴィッド(Sous-vide)」とも呼ばれています。
食品が水や蒸気に直接触れず、低温で安定した加熱ができます。
真空調理の流れ
- 下処理した食材と調味料を袋に入れる
- 袋内の空気を抜いて密封
- 一定の温度でじっくり加熱
- 仕上げ調理・提供
真空化するには?
食材を専用袋に入れて真空包装機で空気を抜きながらシールすることで、真空化することができます。
液体が多いメニューは吸い上げを防ぐため、袋口を折る・立ててシールする・液体対応の機種を使うなど、現場側で工夫します。
真空調理のメリット4選!
栄養が失われにくい
真空調理が注目される理由のひとつに、栄養を逃さないことがあります。
通常の煮物や茹で調理では、ビタミンB群やビタミンCなどの水溶性ビタミンが、加熱中に水へ溶け出してしまいます。
一方、真空調理では食材が水に触れないため溶け出すことがなく、袋の中に栄養素がしっかりとどまってくれるのです。
高齢者施設や社員食堂など、「量より質」「健康を意識した食事」が求められる現場では、嬉しいポイントですね。
味がしっかり染み込む

真空調理で味がよく染みるのは、真空状態にすることで、袋の中の空気が抜け、食材の内部に調味液が入り込みやすくなるためです。
また、低温でじっくり加熱しますので、食材の繊維が急激に収縮せず、水分や旨味が外へ逃げにくいといった効果もあります。
その結果、短時間で濃い味を付けるのではなく、素材の味を活かしながら、均一に味を含ませることができます。
煮崩れしやすい魚や、火を入れすぎると硬くなる肉料理、根菜がよく、しっとりと仕上がりやすいです。ただ、揚げ物の衣のように、食感が「サクッ」「カリッ」とした料理は工夫が必要です。
食感や火の通りが安定しやすい
温度管理がしやすいため、仕上がりのばらつきが少ないです。
フライパンや鍋での調理は、火加減や加熱時間によって硬くなってしまったり、逆に火が通りきらないといった差が生じやすくなります。
しかし、真空調理では、あらかじめ決めた温度と時間で加熱するため、誰が作業しても、同じ食感・同じ仕上がりになりやすいのです。
調理する人の経験値に左右されにくいので、経験の浅い方でも作りやすいのは大きなメリットと言えるでしょう。
衛生管理がしやすい
真空調理は、衛生面の管理がしやすい調理方法でもあります。
衛生管理がしやすい理由
- 空気に触れる時間が短い
- 調理後も密封状態を保てる
- 二次汚染のリスクが少ない
特に大量調理の現場では、「調理後、どれだけ安全に管理できるか」が重要になります。真空パックされた状態で管理できる真空調理は、記録・確認がしやすく、事故防止につながります。
真空調理はどんな現場で使われている?
安定した品質や効率的な運用が求められる現場で、よく活用されています。
調理前に調理・味付けまで済ませておくことができるため、提供時は再加熱や盛り付けが中心になり、現場負担を軽減する役割を果たしています。
活用されている現場
- レストラン・ホテル
- 社員食堂
- 高齢者施設・病院
- 給食センター
真空調理とクックフリーズ方式は相性◎
真空調理は、クックフリーズとの相性も非常に良い調理法です。
真空調理で味を整え、クックフリーズ方式の急速冷却・冷凍で安全に保存しておくことができます。あとは提供前に再加熱をするだけで、まるでできたてのような、ほかほかな食事を提供できるのです。
この流れでおいしさ・安全性・運用のしやすさをしっかり確保し、食数が多い現場でも満足度の高い食事を実現できます。
シェフクックもクックフリーズ方式を採用しています
実際に、関東地方で給食委託サービスを展開している私たちシェフクックでも、クックフリーズ方式を採用しています。
HACCPに則って調理した食品をしっかり急速冷凍し、中心温度も-18℃まで下げることで、細菌が増殖できない・しにくい温度でしっかり安全性を確保しています。
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真空調理の注意点
温度と時間の管理
メリットが多い真空調理ですが、中心温度と加熱時間の管理がとても大切です。
加熱不足や過加熱を防ぐために、適切な温度管理や時間管理はもちろん、真空にするための専用機器や安全のために知識が必要になります。
個人の感覚ではなく、ルール化・数値化することで、安全性を保つことができます。
真空状態を正しく保つ
また、真空状態を正しく保つことも大切です。袋内に空気が残っていると、加熱ムラや酸化、品質低下の原因になります。
特に液体を含むメニューでは、袋詰めやシール方法を工夫し、確実に密封する必要があります。
さらに、すべての料理が真空調理に向いているわけではありません。前述した通り、揚げ物の衣のように食感が重要なメニューは、仕上げ調理を組み合わせるなどの工夫が求められます。
こうしたポイントを理解したうえで運用することで、真空調理は「安全・おいしい・安定した」食事提供を支える一つの選択肢になります。
真空調理を取り入れるなら、無理のない方法を
「真空調理は魅力的だけれど、自社で設備を整えるのは大変」そう感じる方も多いのではないでしょうか。
実際、真空調理を自社運用する場合、下記のような設備や運営体制が必要になります。
自社運用に主に必要なもの
- 真空包装機
- 温度管理設備
- 衛生管理体制
そのため、すでに真空調理・クックフリーズを行っているサービスを活用する方法もおすすめです。
シェフクックの取り組み
わたしたちシェフクックでは、クックフリーズ方式を採用し、安全性・おいしさ・運用のしやすさを重視した社員食堂向けのお食事を提供しています。
HACCPに準じた真空パックされた状態でお届けするため、厨房設備を最小限に抑えつつ、再加熱するだけで安全に提供できます。
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