社食ケータリングで企業が得られるメリットは？関東地方でおすすめのサービス7選

社員食堂をつくる余裕はないけれど、コンビニや買い出し頼みのランチ環境を何とかしたい、と感じている企業も多いのではないでしょうか。そんなときに選択肢になるのが、厨房設備なしで「社食」を実現できる社食ケータリングです。

この記事では、社食ケータリングを導入することで企業が得られる主なメリットと、関東地方で利用できるおすすめサービス7社をご紹介します。自社に合った社食ケータリングを検討する際の参考にしてみてください。

社食ケータリングのメリット

厨房設備なしでも「社食」を実現できる

社食ケータリングなら、自社で厨房設備を新設したり、専任の調理スタッフを雇用したりする必要がありません。調理は外部の事業者が行い、出来上がった食事をオフィスや事業所まで届けてもらえるため、初期投資を抑えながら社食に近い環境を整えられます。

運用の手間を減らしながら食事提供ができる

メニュー作成や食材の仕入れ、調理、衛生管理といった業務は、すべて社食ケータリングの事業者が担います。企業側は、利用人数の取りまとめや導入プランの確認といった最低限の事務作業だけで運用しやすい仕組みを作れます。

従業員の健康と生産性向上につながる

社食ケータリングの多くは、栄養バランスに配慮したメニューや、カロリー・塩分を抑えたメニューを用意しています。社員がコンビニやファストフードに頼りきりにならず、無理なく健康的なランチを選べる選択肢を用意できることは、企業にとっても大きなメリットです。

採用力・定着率アップなど「見える福利厚生」になる

「ランチ補助」「社食あり」といった食の福利厚生は、求人票や採用ページに記載しやすい魅力的なアピールポイントです。社食ケータリングを導入することで、応募者にとって分かりやすい働きやすさの指標を増やすことができます。

関東地方でおすすめの社食ケータリングサービス7選

【東京都】栄養食株式会社

栄養食株式会社は、「働く人に楽しい食事を」「集う所に楽しい食事を」を社是に掲げ、80余年にわたり社員食堂や各種食堂運営に取り組んできた、給食産業の草分け的存在です。お客様の健康に配慮した栄養バランスのとれたメニューと、家庭料理のぬくもりを感じられる飽きのこない美味しさ、明るく心のこもったサービスを強みとして継続的な運営を行っています。

ケータリング・出張宴会では、「楽しい集いの席を華やかに彩るケータリングサービス」を掲げ、記念祝賀会・披露宴・新年会・クリスマスパーティーなど、さまざまな出張パーティーに対応します。会場セッティングやテーブルコーディネート、陶器やガラス食器での提供、後片付けまで任せられるフルサービス方式と、本格料理を使い捨て容器で届けるデリバリー方式を用意しており、人数や会場、予算に応じたコース提案が可能です。

2,000円から5,000円までのコース例が具体的に紹介されており、オードブルや魚料理、肉料理、麺類、デザートまでバランス良く組み合わせたメニューを選べます。また、ベジタリアン料理やハラール料理の一例も掲載しており、多様な食習慣や宗教的配慮が必要なシーンにも対応できる体制を整えています。

安全面では「衛生が第一の会社」として、安全衛生宣言を掲げ、衛生管理室による細菌検査・理化学検査・洗浄度検査、抜き打ち検査と改善指導など、徹底した衛生管理を実施しています。さらに、ISO14001認証の取得やスマートミール認証を受けた社員食堂の運営、社員食堂を舞台にした「ヘルシーチェックフェア」などの健康・食育活動にも取り組み、栄養バランスと環境配慮の両面から「食」の品質向上を図っている点も特徴です。

【神奈川県】株式会社一心屋

株式会社一心屋は、1966年創業の歴史を持つ弁当会社で、「利他の心を持ち全従業員の物心両面を幸せにする」という経営理念のもと、フードデリバリー業界で「コスパ最強弁当」を目指している企業です。価格だけを優先するのではなく、安心・安全という品質を損なわないことを重視しながら、納得感のある価格と内容の両立に取り組んでいる点が特徴です。

「価格以上の素材と品質」を掲げ、どのような食材をどう仕入れるかを毎日見直し、改良を重ねていることも強みとして挙げられています。特にお米へのこだわりが強く、日本で一番お米を愛していると紹介される米穀会社と取引し、毎年食味ランキングで最高位「特A」を獲得するブランド米を主に使用。「一心屋はご飯がおいしい」という声が最も多い評価だとし、お米とおかずのバランスや食感、見た目まで含めて、素材を生かした弁当作りを追求しています。

また、「煮る・焼く・揚げる」といった調理方法に合わせて食材のカットや厚みを変えるなど、ひと口ごとに違う食感を楽しめる工夫を取り入れていることも特色です。安心価格と健康への配慮を両立しながら、お客様に納得してもらえる弁当を作り続ける姿勢が、長年にわたり愛されてきた理由として伝わってきます。

【埼玉県】株式会社若菜

株式会社若菜は、埼玉県さいたま市に本社を構える給食会社で、「おいしい健康」を掲げながら、弁当事業と事業所・メディカル給食事業を通じて1日4万人のお客様に食事を提供している企業です。数名でスタートした小さなお弁当屋からスタートし、約40年で従業員は1,300名以上、給食センター4拠点から1日3万食の配達弁当を供給し、受託給食は110事業所に広がるまで成長しています。

同社は「食」を通じた地域密着の給食サービスを掲げ、彩り・食材・メニュー・味など、グレードの高い食事へのニーズに応えるために日々工夫を重ねています。昭和55年の創業以来、毎年10％以上の売上成長を続けてきた実績があり、安定した経営基盤のもとで人材育成にも力を入れている点が特徴です。

「若菜の強み」としては、リスクヘッジや豊富なノウハウ、食中毒事故皆無の実績、新鮮な食材へのこだわり、イベント協力、地元密着・地元還元の姿勢、そして安定した供給体制が挙げられています。地元企業として、地域を大切にする施設方針への協力や、地元に住む調理師・栄養士・パートの高い定着率を背景に、安定した食事提供を実現している点が強みです。

安全衛生面では、「安心・安全・顧客満足の提供」のため、2003年12月に県内給食企業として初めてISO9001認証を取得し、給食弁当・仕出し・パーティー料理のメニュー開発から調理・配達、官公庁やメディカル施設、学校、民間企業における給食運営管理までを対象範囲としています。食中毒・感染症・労働災害対策に関する通達を全事業所へ配信し、スーパーバイザーによる再周知も行うなど、全社的な品質・衛生管理に取り組んでいる点も特徴です。

【千葉県】ZENSYOKU FOOD株式会社

ゼンショクフードは、社員食堂・学生食堂・研修施設・福祉施設など、さまざまな「食の場」を支える食堂委託運営を行う企業です。「食べるという楽しみ」の提供にとどまらず、憩い・安らぎ・コミュニケーションの空間づくりを大切にしており、大企業から中堅・中小企業まで幅広いニーズに応えていることが特徴です。

育ち盛りの学生に対しては、栄養面と満足感の両方に配慮したメニューを提供し、親しみのある接し方で「笑顔」が生まれる雰囲気づくりに努めています。研修施設向けには、利用者の年齢層などを踏まえた献立作成を行い、研修の疲れを癒やしてリフレッシュしてもらえるよう、五感に訴えかける料理を目標に日々の運営に取り組んでいます。

福祉施設では、利用者の栄養状態や生活習慣を定期的に把握し、適切な熱量や栄養素を満たす食事提供と品質管理に力を入れています。嗜好や食事量にも配慮した献立作成に努めるとともに、世界基準の食品加工管理認証の取得を目標に掲げ、「おいしいの一言を信頼の器にのせて届ける」ことを自社の特技としています。

また、既存のキッチンを活用したり、希望に応じてケータリングを行ったりする出張パーティの企画・運営にも対応しています。忘年会・新年会・竣工式・謝恩会など、幅広いイベント実績があり、会場装飾や看板、テーブル、演出までまとめて任せることができる点も強みです。長年にわたりホテルや社員食堂、大学食堂などで企画・調理・運営に携わってきた代表者の豊富な経験と、給食サービス関連の各種資格・表彰に裏打ちされた専門性を生かし、多様な施設での食堂運営を支えています。

【栃木県】有限会社レストラン栃の葉

レストラン栃の葉は、主に社員食堂の委託運営を手がける会社で、100人以下の小規模な社食から1,000人規模の大規模な社食まで、幅広い規模の職場に食事を提供してきた実績があります。安全・安心・衛生面を徹底することはもちろん、その会社で働く人に合った食事と安らぎの空間づくりを重視しており、「食堂に来ると張り付いた緊張がほぐれ、ほっと一息つける場」であることを目指して運営している点が特徴です。

同社のこだわりとして、安心・安全を第一にしながら「先代より伝わる100年来の味」を継承していることが挙げられます。現場作業が多い企業にはボリュームのある丼もの、研究職の企業にはあっさりした料理など、職種や働き方に合わせて提供内容を変えるスタイルで、働く人それぞれに合うメニューを提案しています。

また、2,500種類以上のメニューを用意し、毎月10〜20種類ずつ新メニューを増やしているほか、「800kcal以内のヘルシーメニュー」といった要望に応じたメニュー開発にも対応しており、柔軟な提案力も強みです。

さらに、ランチタイムだけでなく朝食や夕食にも対応できる体制を整えており、シフト制や早朝勤務・残業が発生しやすい職場でも、働く人の生活リズムに合わせた食事提供が可能です。長年培ってきた味と、現場ごとの細かなニーズに応えるきめ細かな対応力で、働く人の「安らぎと活力」を支える社食パートナーといえる存在です。

【群馬県】東毛給食センター

東毛給食センターは、1963年設立の東毛福祉事業協同組合が運営する給食センターで、群馬県邑楽郡大泉町の本社・工場から、子どもから働く世代、ご高齢の方まで「すべての方に美味しさと安心をお届けする」ことを使命としています。2019年竣工の新工場は、群馬県初のHACCP高度化認定弁当工場として位置づけられており、1日あたり20,000食を生産しつつ、最大30,000食の生産能力を備えています。

「お客様第一主義を実践した安心・安全な食の提供」を基本理念に掲げ、ISO9001とHACCPを組み合わせたマネジメントシステムの運用や、全職員への週1回以上の衛生教育など、衛生管理と品質向上に向けた取り組みを徹底していることも特徴です。

また、「地元群馬の味」「安心の生鮮野菜」「多彩なメニュー」「安心・安全の衛生管理」「豊富な人材」といった強みを打ち出し、管理栄養士・栄養士、調理師が多数在籍するプロ集団として、地域の食文化と社会経済の発展に貢献し続けています。

【茨城県】シェフクック

シェフクックは、昭和52年創業の地域密着型給食サービス会社です。創業以来、地域のお客様からの信頼を受けながら、「まごころ込めたおいしいお食事をできたてのまま届ける」ことを大切にしてきました。食材や産地に強いこだわりを持ち、調理法や衛生管理にも日々磨きをかけることで、美味しさと安心の両立を図っている点が特徴です。

同社の大きな強みは、地域密着ならではの食材選びと味づくりです。地元で採れた旬の食材を中心に、冷凍野菜の使用を極力避け、国産の生の野菜や果物を地元市場から仕入れています。

ベテラン調理師がメニューごとに最適な調理方法や味付けを研究し続けており、「食堂形式」「お弁当」「真空冷凍パック」など、さまざまな提供形態の中でも、温かくおいしい状態で食べてもらえるよう工夫しています。

また、安全性への取り組みも徹底しています。保健所の指導のもと、HACCP（ハサップ）の考え方を取り入れた衛生管理を実施し、工場で働くスタッフには入社時の衛生指導に加えて定期的な衛生講習を行うなど、全社的に衛生意識を高める体制を整えています。

企業で働く人から高齢者、お子さままで、幅広い世代に向けて「美味しくて安心できる食事」を届ける給食サービスのプロフェッショナルとして、日々お客様の「おいしい！」という一言を目標に運営している会社です。

社食ケータリングは「試食」で見極める

どのサービスも強みや特徴が少しずつ異なり、企業規模や業種、拠点エリアによって「ちょうどいい社食ケータリング」は変わります。大切なのは、コストだけではなく、社員が満足できるかです。

シェフクックでは「まずは味を確かめてから導入を検討したい」という企業様のために、無料試食キャンペーンを実施しています。自社に合った社食ケータリングを検討したい方は、お気軽に無料試食をご利用ください！